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2013年10月20日日曜日

楽しく遊んで、魅力再発見!粟生線らいぶらり~

10月から図書館ともの会・三木と「粟生線の未来を考える市民の会」の市民団体コラボ企画としてスタートした「乗りノリ!粟生線らいぶらり~」。
おかげさまでこれまでご来場いただいた多くの方から好評をいただいていまして、関係者一同大変うれしく思っています。
なかでも先日10/14(月・祝)には、「鉄道の日」記念日に合わせて様々なイベントを行い、多くの方にご参加いただくことができました。
今回はその報告も兼ねて、その様子を知っていただければと思います。


図書館にやってくると必ず目に入る看板。
まずは図書館に足を運ばれる方にこの企画のことを知っていただきたいと、かなりインパクトのある看板を手作りしました。(土台は岡田金属工業所の製作協力によるものです)

中に入ると目の前にはこの「粟生線関連資料・電車絵本コーナー」があります。
図書館所蔵の神戸電鉄社史をはじめ各種専門資料、そして数ある「電車」をテーマにした絵本からの選りすぐりを、図書館司書さんの協力で集めていただきました。
こうした資料を手にとって見られることは、図書館だからこそですね。
(なお、このたびの企画のため、神戸電鉄株式会社より70周年記念誌を新たに寄贈していただきました。)

そして来られた方が一番驚くポイントが、この階段!
これも今回の企画用に手作りで切り貼りして作りました。
下から見ると2階の展示会場まで電車が案内してくれるような気分になります。
(なお、井上章二さんのデザインのチラシ、ポスターも効果抜群でした)

2階に到着するとそこは展示会場。粟生線活性化キャラクター「しんちゃんてつくん」(これも手作り)がお出迎えしてくれます。
ここでは、「粟生線の歴史」「震災と鉄道」「粟生線の現在、そして未来へ」と大きく3つに分けたテーマ、そして過去の鉄道グッズや神鉄写真家で有名な米倉裕一郎氏の写真作品などを展示しています。鉄道ファンの方も、そうでない方も、見て理解し、楽しめる展示を心がけました。
なお写真の中には、図書館郷土資料コーナーに眠っていた「昔の三木」の写真集から、貴重な写真をいくつかピックアップして挿入しています。


ここまでが10/1~31の1ヶ月間開催している「見る・知る」の内容。

そしていよいよ10/14鉄道の日には、関係者一同が力を入れて準備してきたイベントデーを迎えました。

当日は10時の開館と同時に、「しんちゃんてつくん」がロビーで来場者をお出迎え!
これには子どもたちをはじめ、大人も大喜びでした。
握手をしたり、一緒に写真を撮ったりと、参加者のテンションが一気に上がるのがわかりましたね!

午前中、まずはMEN’s絵本の会による「電車絵本 おはなし会」からスタート。
男性の読み手によるちょっと珍しいこのおはなし会は、今年になってから結成した図書館ともの会・三木のオリジナルプロジェクトです。この日は広報の成果もあってか、いつにも増してたくさんの子どもたちが集まってくれました。
10:30からと11:30からの2回で40人以上が参加、中でも身を乗り出し食い入るように見る男の子が多かったのが印象的でした。こういう取り組みから鉄道に愛着を持つ子どもたちが増えていくことも大切ですね。

同時に3階の集会室では、この日のために借りてきたジオラマセットの上を走るNゲージ模型にも熱い視線が・・・。

なお、このたびの10/14は粟生線活性化協議会の粟生線利用促進企画をパッケージにして発信するプログラム「粟生線乗ろうDAY」に入れていただいており、イベントそのものも微力ながら粟生線の利用につなげたいという試みも実施。
電車で来場していただくきっかけとして、三木市立図書館の最寄り駅「三木上の丸駅」で午前中が終わって帰る方や午後からのイベントに来られる方が通過する12時台の時間をみはからって駅舎でミニイベントを開催しました。
帽子をかぶっておられるのが、ご当地アイドルメンバーで、粟生線活性化コーディネーターとして活動中のゆいみのりさん。この日は「一日駅長」として大活躍で、こられた方はもらった記念参加券を彼女に切ってもらっていました。しんちゃんてつくんも登場したことで、一時たくさんの方が集い歓声に包まれた和やかな場となりました。


そしていよいよ午後のトークイベント。
3階視聴覚室にはおそらくこの会場では過去最高であろう90名の方が詰めかけ、会場は熱気がたちこめる超満員に!
開会にあたってまず最初に「今日、電車で来られた方」「図書館に初めて来られた方」と手を上げてもらいましたら、それぞれ半分ずつぐらいの手があがりました。それだけでまず今回の企画の半分が成功といえるでしょう。

プログラムの始めは、神戸電鉄鉄道事業本部技術部長の頃安孝雄さんに「粟生線のあゆみ」と題して、過去の沿線の風景や駅舎の写真など興味深い内容のパワーポイント映像を見ながらお話いただきました。
鉄道を管理・運行する技術部の立場から見たこれまで粟生線が敷設されてきたお話、また現在運行中の苦労話など、普段耳にすることがない貴重なお話に、参加者みなさんも深く聞き入っておられました。

そして、頃安さんのお話を受けて、粟生線にゆかりのある4名のみなさんによるトークショーが和やかに繰り広げられました。
 
今回のトークイベントはこの方がいらっしゃらなければ実現できませんでした。
コーディネーターを務めて下さった、FMみっきぃなどでお馴染みの
フリーアナウンサー三条杜夫さん

神鉄を撮り続けて30年、米倉裕一郎さん
米倉さんには、このたびご自身が製作されたフォトブックを図書館に寄贈していただきました。

一日駅長でも活躍された、粟生線活性化コーディネーターゆいみのりさん

そして神戸電鉄鉄道事業本部の副本部長兼運輸部長の畑栄一さん

以上のメンバーが縦横無尽に語られ、それぞれ粟生線に持っている思いや活性化への考えが披露されました。これだけ豪華なメンバーのお話を聞く機会というのもめったになく、みなさん身を乗り出すように聞いておられました。
トークショーの中では、海の近くから急な勾配を一気に上がっていくという都市部の鉄道にはない姿、変わらない自然豊かな沿線の風景なども粟生線ならではの魅力ということが語られ、確かに普段何気なく乗っていてもなかなか気がつきませんが、このようにあらためて聞くと、なるほどと多くの方が納得されました。またなぜ1両や2両で走ることができないか、バスなど他の公共交通との運営構造の違いなども、参加者の質問に答える形で聞くことで理解が深まりました。
こうして粟生線に愛情を持っている方の熱心なお話を聞くと、あらためて地域の鉄道としての粟生線への愛着が深まりますね。

しかし、様々な対策や取り組みが行われながらも、現在もなお利用客が減少し続けているという厳しい状況の粟生線。存続のためにはこれから市民一人ひとりの理解と工夫と行動の変化がますます必要とされていることもわかりました。
今回は「図書館ともの会・三木」と「粟生線の未来を考える市民の会」という異なった市民グループがコラボすることによって、これまで鉄道に関心があまりなかった人にもこうした状況を伝えることができ、これまでとはまた少し違った広がりが生まれたのではないかと思います。

また今回の企画では、図書館がまちづくりのきっかけになることも示唆できたのではないかと思います。
今後も図書館ともの会・三木としては図書館のさらなる可能性を市民にアピールしていき、もっと図書館が市民にとって身近で有益な施設になるように力を尽くしていきたいと思います。

今回ご協力いただきました神戸電鉄、三木市立図書館の関係者の皆様、
また実行委員スタッフの皆様、本当にありがとうございました!

なお、展示のほうは10/31(木)まで引き続き開催しますので、これからもたくさんの方にお運びいただけましたら幸いです。
また、あわせて粟生線に関する3つのテーマ(「A神鉄の思い出」「Bわたしが描く未来の粟生線」「C 粟生線存続のために、私が行っていること」)で寄稿文を募集しています。
いずれかのテーマを選んで文章を書いていただき、図書館2階の展示コーナーに設置しているアンケート回収箱に入れていただくか、メールの場合は、libraryfriends.miki@gmail.com まで送信してください。いずれも氏名、連絡先を明記の上お願いします。


翌々日の10/16付けで、神戸新聞、毎日新聞にトークイベントの記事を掲載していただきました。

毎日新聞10/16朝刊 明石・三木版より転載(二次利用承諾済み)

神戸新聞10/16朝刊 三木版より転載(二次利用承諾済み)  

1 件のコメント:

  1. 今の時代は個性やイメージが大事。『東京急行電鉄』は『東急』だ。『神戸電鉄』は天下の『阪急グループ』に属しているのだから、もっともっとイメージ戦略をきちんとすべし。株主ではなく一般利用客に対しては堅苦しい『神戸電鉄』でなく『神鉄(SHINTETSU)』という略称を専門的に用いるべきだ。『東急ハンズ』のことを『東京急行ハンズ』と呼ぶ人はいない。『近鉄百貨店』のことを『近畿日本鉄道百貨店』などと言う人もまたいない。一私企業にとって「コーポレートイメージ」の構築は今や結構大切な事項だ。また神鉄沿線には”太閤の湯処”『有馬温泉』を始め『三木城址』などの天下人・豊臣秀吉公(1536~1598)所縁のポテンシャル十分な魅力ある観光資源が眠っている。新幹線は今や全列車が新神戸駅に停車する。この利点を大いに活用して東京首都圏や名古屋中京圏から歴史ファン等を新幹線・新神戸〜谷上〜有馬温泉へと導く類の宣伝活動を行うのも一考の価値がある。過度に地味なSHINTETSUの今後の努力と変身を大いに期待している。また兵庫県や沿線各自治体も国と共に神鉄電車の神戸都心・三宮乗り入れプランを立案するくらいの意気込みが欲しい。三木市などはもともと神鉄線の駅前にあった市民病院を郊外に移設し大規模駐車場を設置するなど沿線自治体の具体的施策ははっきり言って「言っていることと実際の行いが全く合致していない」。超高齢化社会を迎える今後の日本。これだけは言える。公共汽车是类绝对不如一条铁路的!路線バスは鉄道に如かず!#声援 from 一横浜市民...

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