昨年に続き、吉川町文化祭の第1日目、吉川図書館4周年よかぼんまつりのイベントとして、図書館ともの会・三木と吉川図書館の共催です。昨年大変好評だったため、リピーターさんの申し込みあり、お母さんたちの間で、良かったよと口コミが広がったりで、60名の定員はすぐにいっぱいに。
演奏は、吉川でもおなじみになったムジカドルチェさん。今回も、事前に読み手が選んだ絵本にぴったりの曲をつけて下さいました。読み手は、今年5月に発足した「MEN’S絵本プロジェクト」から男性2名。地元吉川で読み聞かせ活動をしている女性2名です。
司会の茂木さんのあいさつのあと、ムジカドルチェさんの「もみじ」の演奏でしっとりと秋らしく 始まりました。
1冊目は
『ねこのピカリとまどのほし』市居みか 作・絵
読み手は吉川のボランティアグループ「おだんごぱん」の森山さん。
2冊目は
『ウェズレーの国』ポール・フライシュマン作 ケビン・ホークス絵
読み手は「MEN’S絵本プロジェクト」から米林さん。
前半が終わり、ここでムジカドルチェさんの演奏が入ります。
『小さな世界』 『五月の村』
子どもたちも耳慣れた曲だと思います。
後半の1冊目は、
『100万回生きたねこ』佐野洋子作・絵
読み手は 「吉川図書館を考える会 すくすく」の東泉さん。
ラストは
『クロコダイルとイルカ』ドリアン助川作 あべ弘士絵
読み手は「MEN’S絵本プロジェクト」より高橋さんです。
音楽と、絵本の絵と、読み手の個性が合わさって、それぞれ独特のおはなしの世界が出来上がりました。
最後は生伴奏にのり、会場全員で「たきび」を合唱しました。
今回は4冊の絵本がどれもしっかりした内容のある、長めのおはなし。
親子で参加の小さい子どもさんは最後までもつだろうか・・・と心配がありました。
それが、いえいえ、どんどんおはなしに引き込まれ、前のめりになって聞いていました。
これは音楽がなければ、難しかったかもしれません。
また、男性の読み手の読み聞かせを聞ける機会はまだ多くはありません。女性の読み手とはまた違った魅力のあるものだったと思います。
本当に来場者も出演者も、会場にいたすべての人が癒されたすてきな時間でした。
お忙しいなか、音楽を担当してくださったムジカドルチェさんをはじめ、出演者のみなさん、お疲れさまでした。準備や後片付けなどお世話になりました吉川図書館の司書さん、ありがとうございました。
ぜひ来年も開催できますように!
(文/T・K)
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