今年は吉川図書館5周年記念ということで、吉川町出身のアカペラ歌手・上北夏味さんをお迎えしてのスペシャルバージョンです。演奏は、毎年絵本にすてきな曲をつけて下さるムジカ・ドルチェ、チェロの小賀野さん、キーボードの藤田さんのお二人です。
プログラムをつなぐ司会はともの会代表の茂木さんです。
開場時間になると、申込みされた参加者が続々と来場。約50名、幼児さん~小学生を連れたお母さん方のほか、今年は男性・女性問わず、おとなだけの参加者も多かったようです。
ムジカ・ドルチェさんのオープニング演奏で場内の雰囲気が出来上がったところで、茂木さんのあいさつから始まり、1冊目は『しろいうさぎとくろいうさぎ』(ガース・ウィリアムズ/作・絵)
読み手は ともの会の 田淵さん
2冊目は『ちいさなあなたへ』(アリスン・マギー/作 ピーター・レイノルズ/絵)
読み手は 吉川図書館を考える会 すくすくの 東泉さん。
ここでムジカさんの演奏が入り、プログラムは後半へ。
3冊目はゲストの上北さんによる読み聞かせで『セーターになりたかった毛糸玉』津田直美/作・絵。
そして、スペシャルプログラム 上北夏味さんの歌とムジカ・ドルチェさんの演奏によるミニコンサートです。
曲目は「犬のおまわりさん」「夢をかなえてドラえもん」「アナと雪の女王」「未来へ」
上北さんの透明で優しい歌声と雰囲気にうっとりしつつ、なつかしい曲、よく知っている曲なので、会場みんながいっしょに口ずさみ、とても楽しい時間でした。上北さんが、曲の間のトークで、子どもの頃、吉川の公民館にあった図書室にずっと通っていて、図書室に育ててもらったようなもの、と話されていたことも印象的です。
最後に、司書の伊藤さんのあいさつ。「図書館は人と本をつなぐだけではなく、人と人とをつなぐ場所。今日もすてきな出会いになりました。」ということばで、会場が1つになれました。
今年のプログラムは、図らずも、絵本、歌ともに、“愛”や“希望”や“夢”などがテーマになり、またそれにぴったりの曲を演奏していただいて、とてもほっこりと温かい会になりました。加えて上北さんに花を添えていただき、5周年にふさわしい、華やかなイベントでもあったと思います。
ゲストの上北さん、演奏のムジカ・ドルチェさん、そのほかの出演者の皆さま、お疲れ様でした。
ポスターやプログラム、会場の設営など、準備・運営にあたって下さった司書の皆さま、ありがとうございました。
伊藤さんのご挨拶にもあったように、これからも、人と本をつなぐ、人と人をつなぐ、そんな図書館であり続けてほしい、そんな機会となる企画をこれからも考えていきたいと思います。
<K・T>
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