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2015年11月25日水曜日

「第2回 読まなきゃ!ビブリオバトルin三木」報告


10月24日、読書の秋の幕開きにふさわしい、新図書館でのイベントが行われました。


当日は、第1部で福田和代さんの「読むことと書くこと」のゲストトーク。ミステリー作家として大活躍の、福田和代さんが読み手側と書き手側の両面から、本の魅力について語られました。
子どもの頃お金を握りしめて本屋に行き、買えた本がカミュの「異邦人」。あの薄い文庫本が思い出されました。他にもたくさんの本との出会いがあり、福田さんのワールドを広げていったようです。
ところが、本屋さんはどんどん閉まって、ついには神戸の有名な書店も閉店の事態に至り、なんとかしなきゃと、「神戸市内の書店めぐり」を企画、マップを完成させました。
また、「次の本へ」という苦楽堂さんという出版社の本で、次にどんな本を読んだらいいかわからない人のためのイモヅル式読書の楽しさなども紹介されました。
現在出版されている本の紹介や、今取材中の花火師で全国の花火大会を巡っている話など、これからの活躍の期待も膨らむお話でした。

第2部のビブリオバトルは、高校生2名を含む6名が参戦。それぞれ自分の選んだ本を、思いを込めて紹介されました。








参加者の投票でチャンプ本には、高校1年生横山文香さんの「世界から猫が消えたなら」が選ばれました。

以下、今回バトラーの皆様に紹介いただいた本です。
①バルミ (ハビエル・エルナンデス/ピラール・コメス/ジョルディ・バロンガ 川添登/木村尚三郎訳)
②デュラララ!! (成田良悟)
③幻坂 (有栖川有栖)
④アメリカ彦蔵 (吉村昭)
⑤宮沢賢治 (見田宗助)
⑥世界から猫が消えたなら (川村元気)




最後には福田和代さんからバトラーの皆さんへ素敵なプレゼントの進呈がありました。
皆様の健闘で、イベントを盛り上げていただきありがとうございました。

これを機に、ますます読書への情熱が広がっていくことを願っています。
今後のビブリオバトルの開催もご期待下さい!!

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