三木市立中央図書館において、2015年11月16日、第1回目、絵本学研究者正置友子先生の講座「―とどけよう!絵本の力を、そして人の力を―、」を皮切りに、2016年2月29日間まで、4ヶ月間、計5回の「読み聞かせボ
広報みきで募集したところ、瞬く間に50名の定員になり、まだ問い合わせが多くあるという状態で、現在3回目のの講座を修了したところです。
余り若い人の参加は期待していなかったのですが、託児の要望もあり、若いお母さん方の参加者も数名あり、嬉しい誤算でした。
第1回 11月16日 誕生から3歳の子どもたちと絵本
第2回 12月7日 4さいから小学校前期のこどもたちと絵本
第3回 2月1日 小学校中学年から卒業までのこどもたちと絵本
3回とも、 正置先生の絵本に懸ける情熱が伝わる講義でした。
背筋を伸ばし、説得力のある声で静かに語られる、「子どもたちに絵本を読むと言う事は、子どもたちの生きる力ー生きていこうとする力ーを信じ、絵本の持っている力を学ぶことが大事」という言葉に、私たちに自分の生き方までも自分に問い続けねばならない責務を感じて、こちらも背筋が伸びた思いです。
誕生から小学校卒業までと、年齢は係っていますが、絵本は1歳から100歳まで、いくつになっても楽しめるもので、言葉(文学)と絵(美術)と物語からなる総合芸術であるといわれています。
おとな自身が広い視野を持ち、数ある絵本の中から、子どもたちの生きる力を引き出す絵本を選ぶ目を持つという事の大切さを、課せられた今回の「読み聞かせボランティア入門講座」ではないでしょうか。
あと 第4回目2月15日。第5回目2月29日。と2回残っています。
「絵本はどう持つの?」といった疑問から、読む相手ごとの、選書など、実際に即した、「おはなし会」を想定した実践講座を行います。
実り多い講座になる事と期待が膨らみます。(K.M)
0 件のコメント:
コメントを投稿