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2024年5月24日金曜日

漫画「夜明けの図書館」作者・埜納タオさん講演会を開催します!

図書館のレファレンスサービスを物語の軸にしたお仕事マンガ「夜明けの図書館」(双葉社ジュールコミックス)はご存じですか?

このたび、その作品の作者である埜納タオさんにお越しいただいて、講演会を企画しました。タイトルは「人と本をつなぐ図書館」。

6月29日(土)13:30~三木市立中央図書館1F視聴覚室

入場無料(要申込み/定員30名)

作品では、主人公の新米司書・ひなこが、図書館を訪れる人々に、それぞれの人生が前に進むために必要な本を探すお手伝いをします。人生のターニングポイント、大切な人との思い出、まちの歴史etc.・・・毎回いろんな難題が出てきて、図書館を通じてどんなふうに解決していくかが読みどころ。そして読後は爽やかな気持ちになり、ますます人が好き、図書館が好きになること請け合いです!

そんな作品を作るために、埜納さんが図書館を取材された中で感じられたこと、また作品を描くにあたっての苦労話など、作家ならではのお話が聞ける機会です。



現在中央図書館では、エントランス付近で「夜明けの図書館」のコミックスを館内閲覧用にワゴン展示をしていただいています。各巻にはともの会スタッフで作った推薦のコメント入りポップも付けています。

絵柄も優しく、1話完結の気楽に読める漫画ですので、ぜひ一度手に取って読んで下さい。

そして6月29日の講演会の申し込みは、そのまま中央図書館受付カウンターで出来ますので、ぜひお申込み下さい。(6月1日より受付開始)

本好きの方、図書館好きの方、マンガ好きの方、お仕事の話を聞くのが好きな方、その他どんな切り口でも、ご関心を持たれましたらどなたでもどうぞ!!


漫画「夜明けの図書館」作者
埜納タオさん講演会
人と本をつなぐ図書館~『夜明けの図書館』を描いてきた中で~
2024年6月29日(土)13:30~15:30(13:00開場)
三木市立中央図書館1F視聴覚室
入場無料(定員30名、要申込み)
主催 図書館ともの会・三木
共催 三木市立中央図書館
※申込受付は6/1(土)10:00より開始
※申込先は三木市立中央図書館(館内窓口、又は電話0794-83-1313、又はFAX0794-83-1314)まで

埜納タオさん
広島県福山市生まれ 兵庫県在住
1994年 講談社mimi&kiss 新人漫画賞入選でデビュー
『華物語』『百花日和』全3巻/講談社KC  
『夜明けの図書館』全7巻/双葉社JOUR COMICS
『保健師がきた』1巻(以下続刊)/双葉社JOUR COMICS

作品紹介「夜明けの図書館」
市立図書館で働く新米司書・ひなこ。日々、利用者からはいろんな質問が…。「ある写真を探している」「光る影の正体が知りたい」など、難問ばかり。こうした疑問に対し、適切な資料を紹介するのも図書館の仕事。ひなこ、迷宮入りしそうな利用者の「?」に立ち向かいます!史上初!?新感覚・ライブラリーコミック!
2020年第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品
「Library of the year2021」ライブラリアンシップ賞受賞

2024年4月15日月曜日

「ひなまつり*おはなしかい&こうさく」開催!

2/23(金・祝)中央図書館 視聴覚室
参加 大人26名、子ども36名 計62名

梅の花がほころび暖かい日が続いていたのに、この日は真冬に逆戻りしたような寒い日。どれだけの参加者があるか不安でしたが、たくさんの親子連れが来てくれて、おはなし会も工作もとても楽しく実施することができました。

私たち「図書館ともの会・三木」は工作担当。「ひなまつり」の工作にはやはりひな人形ははずせないと、毎回メンバーでいろいろ考えて案を出し合います。でもそろそろネタ切れ(?)・・・。でも、今回もかわいい「ゆらゆらおひな様」を作ることができました!よかった!ひな人形だけでは物足りないので「動物ヨーヨー」も付けちゃいました!

親子連れといっても幼児が中心で、一人の保護者に2人の子どもという親子が多く、そんなに込み入ったことはできません。それで小さな子どもでもできて楽しめるようにと、ある程度まで手を加えたものを渡して作ってもらっています。そのある程度がどの程度か迷うところです。

今回は多めに40セットを用意。参加者が多かったのでほぼなくなりました。準備が少し大変でしたが、皆さんに喜んでもらえたように思います。




2023年12月3日日曜日

今年も開催しました!「絵本と音楽のライブツアー2023」

10/15(日)中央図書館 視聴覚室

11/5(日)吉川図書館 多目的室

11/19(日)青山図書館 中会議室

昨年節目の10回目を終え、気持ちも新たに11回目となる恒例「絵本と音楽のライブ」ツアーを三木市立図書館主催、図書館ともの会・三木共催で実施しました。

毎回ですが、上演する4冊の絵本の選定に力を入れています。夏頃に各読み聞かせグループと演奏者で集まり、それぞれのグループが選んできた候補作品をならべて、内容はもちろん対象年齢や長さのバランス、また音楽が付けられるかどうかも含めて検討し、たくさんの中から最終的に4冊を選んでいます。

今回上演したのは、小さい子どもさんも楽しめる「サンドイッチサンドイッチ」、メッセージ性の強い「きみはたいせつ」、民話調の「だごだごころころ」、ビートルズの楽曲から作られた「愛さえあれば~All you need is love~」と、それぞれ違った特徴の作品で、各会場で子どもから大人まで楽しんでいただけました。

2023年11月9日木曜日

開催しました!第10回ビブリオバトル&古本交換会

10月29日(日)第10回ビブリオバトルを開催しました。

記念すべき第10回!!・・・なんですが準備に頭がいっぱいで気づきませんでしたが、当日図書館にの館長さんが、記念なので過去のチャンプ本をそろえていただき、説明文まで用意してくださっていました。本当に気にかけていただいているのが嬉しくて嬉しくて・・・そして自分の配慮のなさをつくづく反省です。

続けていく中で、何回もバトラーとして出てくださる方やよく見に来て下さる方もおられ、毎年の行事として定着してきているのを感じます。

一方バトラーがなかなか集まらないのでいつも直前まであたふたしています。特に今年はいつも参加の関西国際の学生が、学園祭と同じ日になり参加できなくなり観戦者もそのためもあり少なくなってしまい残念でした。

そんな中でしたが、紹介された本の内容は、児童書・自費出版のドキュメンタリー・小説等多岐に渡り、また文庫サイズから分厚くそして1キロ以上の分厚い本もあり、バラエティに富んでました。

そして、バトラーのみなさんの熱意が伝わりどれも読んでみたくなり、選ぶのに悩んでしまいました。

来年こそは、是非会員の皆様のバトラーとして参加をお待ちしています。見たことない方は、観戦だけでもお願いします。本が好きな方同士の交流の場にしていきたいと思います。













今年の、ビブリオバトル&古本市は、秋晴れの爽やかな行楽日和となり、あちこちで色んな催し物があったせいで、図書館への脚が、向かわなかったようにおもわれます!でも少ない持ち込みでしたが、ことしは10回目となり、古本市を楽しみに来てくれる方も途切れることなく、本を選んで持ち帰えってくれました!
やはり続けることが、何より大事なことかと、認識しました!!


2023年9月4日月曜日

「親子でわくわく夜の図書館 2023」報告

8月1日(火) 19:00~20:30
参加者:親子14組(全38人)(大人17人 子ども21人)

今回は、コロナが5類に移行して何の規制もなくなったためか、募集を始めるとすぐに定員に達し、また前回のリピーターの問い合わせもあるなど(今回はキャンセル待ちで対応)上々の滑り出しでした。

内容は前回のスタンプラリーが好評だったのでそれを踏まえ、少し改良を加えました。スタンプポイントの数を増やし、また本棚に点々と置いた灯りとの場所を離しました(前回は同じ場所だった) そのためポイントを探すのが格段に難しくなりました!それでも子どもたちは、暗い本棚の間を懐中電灯片手に少しへっぴり腰気味(?)だけどどんどん進んで、次々にポイントを見つけていきました😲。大人はただ付いて行ってるだけ・・だったかな。今回もポイントの”図書館小人”を司書さんがいろいろと工夫・演出して、また場所もよく考えて置いてくださっていてさすがです!“一番星の本”探しも楽しんでくれたようでした。子どもたちの選んでくる本がけっこうバラエティに富んでいて、大人も「おもしろそう!」と思ってしまう本がたくさんありました。何より探検を終えて視聴覚室に戻ってきた子どもたちの表情がとてもよかったです。

また後日、図書館の児童図書のコーナーに”一番星の本“とカードの展示があり、多くの子どもたちの目に触れることができよかったです。これからも継続して実施てきたらと思います。


2023年3月1日水曜日

今年も「ひなまつり*おはなしかい&こうさく」を開催しました!

2月23日(木・祝)10:30~11:30 三木中央図書館 視聴覚室
参加:大人18人 子ども26人(合計44人)

コロナへの対策が徐々に緩められる中、今回はお部屋の使用人数の制限がなくなりました。マスク着用や検温・消毒などの基本的な対策はとりましたが、いろいろと気にすることなく穏やかに実施することができたように思います。参加者は思っていたよりも多く、用意した工作キット(30セット)が足らなくなるのでは、と心配したほどでした。

前半は司書さんによるお話会です。「春」や「おひなさま」をテーマにした絵本やお話を子供たちは熱心にきいていました。また絵本の展示もありました。(紹介する時間がなかったのは残念でした。)後半の工作は、折り紙のおひなさまを紙皿とお花紙を使って飾りつけるものでしたが、皆さん説明書を見ながら楽しそうに作っていました。できたおひなさまを満足気に眺めている子どもたちを見ると、スタッフとしてはうれしい限りです。おまけにつけた紙コップけん玉(コロナで中止になった時に用意していたもの)も好評でした。

まだまだ寒い日でしたが、あったかくて楽しいひと時となりました。




2022年11月21日月曜日

3年ぶりの「絵本と音楽のライブツアー」無事開催できました!

三木市内にある3館の図書館が主催、図書館ともの会・三木共催で、毎年続けてきた読み聞かせと生演奏とのコラボ「絵本と音楽のライブ」。この間のコロナパンデミックによって2019年秋を最後に開催できていませんでしたが、ようやく今年再開することができました。

しかもお知らせしていましたように、2011年から始めて今回は10回目となる節目の回となりました。コロナで途切れていた10回目がようやく開催できて、関係者一同ホッとされたことと思います。

3年ぶりのツアーは、10月16日(日)青山図書館からスタート。

「わにわにのおふろ」(小風 さち 文 / 山口 マオ 絵)
読み手 MEN’s絵本プロジェクトいぶし銀

今年の演目は「10回記念」ということで、これまでに上演した絵本の中から各読み聞かせグループのメンバーが集まって選書した4冊となりました。音楽もその時に選んだ曲で再現しています。

初日の青山図書館は、3年ぶりともあり少し緊張もしましたが、その中でみなさん楽しみながら絵本と音楽の世界を味わうことができました。

そして次は青山図書館から1か月開くこと、11月19日(土)に吉川図書館で開催。

「しろいうさぎとくろいうさぎ」(ガース・ウィリアムズ 文・絵 / 松岡 享子 訳)
読み手 みきおはなし会*絵本の森

まだまだ感染防止対策が必要な時ですので、各会場の定員はこれまでより少なく募集されました。いずれの会場も当日までに定員に達する申し込みをいただき、待っていてくださっている方があるかと思うと大変ありがたかったです。


そしていつものように絵本の間には演奏コーナーも。今回は2019年に上演した「たいせつなこと」(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 / レナード・ワイズガード 絵 / うちだ ややこ 訳)のためにピアニストの藤田さんが作曲された素敵な作品を、「演奏のみ」でお届けしました。

ツアー最終日は、11月20日(日)中央図書館でした。

「わたしのワンピース」(西巻 茅子 作)
読み手 図書館スタッフ

今年は各館とも、子どもの参加が多くあり、前のマットに陣取って観ている姿にほのぼのとさせられました。このイベントを通してさらに絵本が好きになってくれたら嬉しいです。

「IMAGINE 想像」(ジョン・レノン 詞 / ジャン・ジュリアン 絵 / 岩崎 夏海 訳)
読み手 吉川図書館を考える会すくすく

各会場では、図書館スタッフの皆さん、図書館ともの会のボランティアの皆さん、音響担当の多賀さんの力を借りて、無事開催することができました。ありがとうございました!

10回を終えたこの企画、来年以降もぜひ続けていけたらと思います。

(写真は10/16青山図書館にて)

2022年11月9日水曜日

ビブリオバトル in 三木 & 古本交換会 今年も開催出来ました!

11月3日(木・祝)に三木市立中央図書館で恒例の「ビブリオバトル in 三木」が開催されました。

今回で第9回です。私にとっては振り返ってみると「もう9回もしているんだ」との思えるぐらい毎回新鮮な気持ちになります。

今回は、バトラーとして事前に5名の方が申し込まれていましたが、前日に急遽1名が体調を崩され、ピンチヒッターとして世話人の小巻さんに出ていただき何とか5名のバトラーでスタート出来ました。

紹介された本は、私も昔夢中になって読んだ「秘密の花園」「赤毛のアン」やスパイ映画が好きな私にとって懐かしい「ジャッカルの日」、又「探偵はもう、死んでいる」はさすが若い人の選書で、知らなかったシリーズ本だけに読みたい気持ちになりました。

後、今話題の「ぼけますから、よろしくおねがいします。」は、私も含め皆さん後何年何十年先の身近な事で関心も高く、バトラーも最近毎回参加されている方で身近な事としてうまく紹介されていたためかチャンプ本に選ばれました。

会場は和やかな雰囲気で初めての方でも参加しやすいだと思いますので、来年は是非バトラーとして、ハードルが高いようならご気楽に観覧に来て投票してくださいね。皆様のお越しをお待ちしています。

又、同時に朝から古本交換会もしましたが、こちらは昨年より持ち込まれた方は少なかったです。でも多くの方がのぞいていかれ、持ち帰られた方も多かったです。家で眠っている本、処分するのにはもったいない、誰かに読んでほしい、等ありましたらしたら来年は是非お持ちください。(F.M)








古本交換会の様子